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虐待・身体拘束・認知症研修

本日は「虐待・身体拘束・認知症」について研修を行いました。

高齢者虐待とは…

高齢者が、親族、介護事業所の職員などの他者からの不適切な扱いにより権利利益を侵害される状態や生命、健康、生活が損なわれるような状態に置かれること全般を指します。

身体的虐待、ネグレクト、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待などが高齢者虐待の類型であり、これらは個別に行われるだけでなく、複合的に行われることも珍しくありません。

近年では、高齢者虐待が増加していると言われており、そのニュースが紙面を騒がせることを少なくありません。

虐待されている高齢者の約7割の方にはなんらかの認知症の症状がみられるといわれています。


高齢者が、認知症による言動の混乱や身体的自立度の低さ等により、自分の要望をうまく伝えられないことが、結果として虐待の要因となることがあります。
また、こうした高齢者の症状そのものが、介護者の負担やストレスの一因となることがあります。

介護者の場合、介護疲れなどが、介護者のストレスを増大し、虐待の要因となることがあります。


認知症の方が見ている世界、感じているもの、不安に思う事などを映像を見ながらグループワークを行いました。
「こんな風に見えていたら不安だろうね」「何をしたらいいのかわからないっておっしゃっる時はこういう感覚なんだろうね」「このような時は目線を合わせゆっくりお話しするべきだね」など職員で今までの経験をもとに感想と意見を出し合いました。

研修を通して、虐待や認知症に対する知識を身につけ、利用者様、ご家族様に安心して頂けるように職員一同努力して参ります。

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