研修「高齢者の人権・虐待・身体拘束防止」
「高齢者の人権・虐待・身体拘束防止」について職員研修を行いました。
昨今、介護施設での入居者様への虐待や暴力が増えています。そのため当施設でも、職員の意識の再確認、再発防止に向けて職員研修を定期的に行っています。
虐待には5つの種類があり、暴力行為だけが虐待ではありません。威嚇する暴言や侮辱的な発言をとる心理的虐待、必要とされる介護や世話を怠るネグレクトなどがあります。
又、本人の意思で自由に動けないようにするために身体の一部を拘束、あるいは行動制限することを身体拘束といいます。
拘束は身体的な物だけではなく、言葉による拘束=スピーチロックというものもあります。
スピーチロックとは、行動を抑制あるいは制限するような声かけのことです。
「立っちゃダメ」「座らないで」「動いちゃだめ」などの言葉がスピーチロックにあたります。
人格や尊厳を否定するような言葉は使わないように気をつけなければいけないと改めて学びました。
利用者様が安心して過ごして頂けるような環境づくりを職員一同精一杯努めさせていただきます。