職員研修<誤嚥・救急搬送>
本日の職員研修は、誤嚥と救急搬送についてです。
誤嚥などによる窒息は、高齢者の不慮の事故で最も多い原因です。
誤嚥とは、飲み込んだ食べ物や唾液などが、食道ではなく気道(気管)に入ることをいいます。
年齢を重ねるうちに、ものを飲み込むときに使う筋肉が衰えると、飲み込む機能(嚥下機能)や吐き出す機能も低下します。これが高齢者に誤嚥が多い原因です。
本日の研修では、誤嚥を起こしやすい人はどんな人?
むせた時はどうしたらいい?吸引ってどのようにするの?など再確認しました。(吸引が必要になった際は訪問看護師が実施します。)
誤嚥を起こさない為の対策は何が出来るのかを話し合いました。
「お食事されている時の姿勢が悪いことや早食いは危ないと思います。」
「口腔体操はとても効果的だと思います」など職員からたくさんの意見が出ました。
現在、毎日食事前に口腔体操を行っています。嚥下機能が向上すれば、それだけで誤嚥のリスクが下がります。飲み込む力を高めるために大切なことなので今後も継続して行っていきたいと思います。
続いて、救急搬送時の手順の確認と実践を行いました。
もしもご入居者様の体調が悪くなり急を要する場合は、速やかに救急搬送の手配ができるよう日頃から訓練をしておく必要があります。
緊急時は誰であろうと焦りが出ます。そのため平時の時に何度も確認し、ご入居者様の安全を確保する必要があるのです。
こころ絵豊中では、定期的に職員研修を行っています。これって何だろう?どうするの?どうすればいいのかな?など疑問が湧いたときにそのままにしないようにしています。
研修時は職員一同真剣に取り組んでいます。研修で学んだことを日々の介護の中で生かし実践していけるよう今後も努力してまいります。